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タカラヅカへたれファンtips

はじめに

過去の遺物の公開となります。当時より中味に変更あり。たまに誤ヒットしているみたいなのと、一部大手ディレクトリサービスの紹介文がそのままのようなので(訂正のお願いをしたほうが...)、それらの救済が目的です。本ページの更新は、基本的に行いません。記載内容に誤りがあった場合には、訂正します。

ページについての概略

へたれファンになるためのtipsではなく(当然)、へたれファンなりのtipsです。宝塚を見始めたばかりという、超初心者向け。ちなみに内容もへたれ。今は此処其処を巡っていれば、それなりに情報は出ているので、詳しい内容の収集はそういうところで行うのがよろしいかと思います。

なお、本ページに関するご意見、ご質問は受け付けますが、それ以外のお問い合わせ(例えば「ファンクラブにはどうやって入るの?」みたいなもの)については関知しかねます。少しは自分で調べよう。

ご意見・お問い合わせ

目次

タカラヅカファンの心得

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作品選択について

タカラヅカファンの心得

タカラヅカファンになるには

タカラヅカファンになるのは簡単です。「宝塚が好き」という気持ちさえあれば、大丈夫。各組満遍なく観るもよし、お気に入りの生徒さんを見つけて通うのもよし、普段はテレビ観劇で余程観たい作品しか観ないのもよし。各々のライフスタイル、ファンスタイルに合ったタカラヅカ生活を送ってください。

タカラヅカファンとして必要なもの

それなりにタカラヅカファンとして生きていこうと思ったら、物理的に困難な場合を除き、「カネ」「ヒマ」「根性」のうち、最低どれか二つを満たしている必要があります。そうでないのに、楽しようとかオイシイ思いをしようと思っても、まずムリ。そんな甘い考えは捨てましょう。ただし中にはそれに該当しない人もいます。タカラヅカファンを自認している人たちの中でも(おそらく)ごく僅かで、大抵そういう人は、「人脈」とか「運」と云った付加要素を持っていたりします。

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チケットを取ろう

チケットの購入方法は、劇団機関誌や劇団ホームページに載っているので、まずはそれを読んでください。そして、電話にしろ並びにしろ、場数を踏んでコツを掴むことが重要です。「電話が即繋がる方法」とか「穴場スポット」とかそういうのは、自分の宝をみすみす他人に与えることになるので、たぶん誰も教えてくれないでしょう。(ヒントを教えてくれる場合があるかもしれないし、ないかもしれない)

日にち、曜日と座席さえ選ばなければ、特殊な公演でない限り、大劇場のチケットは比較的購入しやすい。東京も場合によっては残っていたりするので、いずれにしよ、劇場チケットカウンターのモニター或いはぴあや劇団のホームページをチェックです。初日・千穐楽、新公及び特殊な公演を除けば、基本的に当日券も劇場チケットカウンターで並んで買えます。あとは、捌きやチケット掲示板みたいなのを利用してみるとか。(ほとんど黙認だけど、捌きは迷惑行為に指定されているらしい。掲示板の利用は、ネチケとサイトルールを守らんとダメよ)

当日券とか捌きに期待という前に確実に(できれば多く)観たい、という人は、チケット獲得のチャンスが増えるありとあらゆるものを利用したほうがいいでしょう。基本中の基本というところでは、宝塚友の会への入会とか。他にもカード会社の会員向けサービス等、チケット購入の機会が増えるサービスはいろいろとあります。(どこの企業が、というのは調べてください) あくまでも、機会が増えるだけで、必ずチケットが取れるわけではないので、そこのところ、読み違えないように。

タカラヅカ友達をつくるというのも、ひとつのテです。ただし、他力本願は歓迎されません。

並びのコツ:
冬は、防寒対策をしっかりと。段ボールを敷くと暖かい。イスは足下が冷えるので、座布団(クッション)のほうがよい。手袋、マフラー、膝掛け(or 毛布)とホカロンは必需品。トイレもなるべく行かないような工夫が必要。戻ってきたら荷物が退かされてた、なんてことがないとも限らないのでね。ひとりで並ぶときは、時間潰し用にウォークマンと本か宿題があれば完璧です。

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遠方からだよ、という人はやはり「できるだけ安く」「どこを安く」というのには、頭を使います。とりあえず、交通手段では、飛行機や新幹線(或いは特急)は各種割引サービスを利用しない手はないし、夜行バスもその値段は魅力的。さらに宿泊する場合、サービス無しからそこそこのサービスまでと、安い(ビジネス/シティ)ホテルは探せばいくらでもあるし、体力に自信があれば健康ランドとか、カップルであればアミューズメントホテルを利用するという方法も(でも同性同士の利用の場合は、まだ門戸が狭いからねぇ)。最近はインターネット予約だと割引、という宿泊施設も多いです。出張者向けのパッケージは、宿泊地から劇場までの距離と時間がポイントでしょう。(関西だと大抵梅田周辺か三宮周辺だから)(東京は逆に知らないけど、新宿、池袋、品川、横浜あたりになるのかな?)

とりあえず持っていれば便利なもの:
【東京】バス共通カード、パスネット、SUICAまたは普通のイオカード
【宝塚】スルッとKANSAI、Jスルーカード (ICOCA が導入されれば更に便利になると思われます)

少なくともワンシーズンに一回(年4回)は行くよ、という人は持っていたほうが都合いいかも。もっとも、「そもそもバスや電車には乗らない」という人には全く無縁のものですが。

食事と土産

食事は、グルメに拘らないのであれば、牛丼とかコンビニのパン、おにぎりとか、ハンバーガーとか、そういうどちらかというとジャンクな感じであれば、安く収まります。わざわざ行った甲斐がない、と思うのは最初のうちで、じき慣れるものです。美味しくて、安くて、というグルメ情報は、某巨大掲示板やなんかをくまなく探すと見つかるはずなので、そちらを参考にしてみてください。大劇場周辺なら、セルカ、ソリオの飲食店が手近でしょうか。劇場近辺の麺麭屋さんでパン買って食べるというのも、微妙にご当地グルメを堪能できて(?)よいです。劇場施設内の飲食店はどうしても観光地価格になるので、あまりお薦めはしません。しかし大劇場の明石焼きはオイシイらしい(未確認)。

おみやげに困ったら、とにかく大劇場限定公演菓子を購入。演目によっては周囲のツボにはまってえらくウケます。炭酸煎餅は、買っていってもあまり人気がなく、最後まで残っている確率が極めて高いので注意。ひとえに鹿煎餅と間違えられているフシがあるのではないかと。大劇場に比べると、東京宝塚劇場は土産物が少ない。微妙な感じの公演イラストチョコと、東京限定プリッツ(かポッキー)ぐらいなら、劇場内に置いてありますが、それだけ。せめて「東京ばな奈」でもあればいいのですが(東宝劇場オリジナルだとなお良し)、ないので、東京駅や新宿駅や羽田空港で買ってください。ちなみに「東京銘菓ひよ子」は、これはどうも飯塚銘菓「ひよ子」が東京進出した結果らしい。全ツ福岡公演、博多座公演に行った際には是非食べ比べてみましょう。

おみやげの極意:
銘菓よりも地域限定品。例えば「神戸牛パイ(うなぎパイの神戸牛版)」とか「亀田のおかき明太子味」とか、そういう限定品をお土産にすると、どういう訳か皆に喜ばれます。辛い物好きには、清荒神参道(仲見世)で売っている唐辛子も大変感謝されます。

いざ劇場へ

実生活同様、遅刻は厳禁です。幕が開いてから座席に着くのは、他のお客さんの観劇の妨げになります。個人的には、途中入場(退場も)は役者に対しても失礼だと考えます。遅れちゃったけど観たい! という気持ちを抑えて、潔くきっぱり諦めましょう。東京宝塚劇場であれば、2階ラウンジのモニターで、画像が暗い&粗いけれど実況が観れます。あくまでも舞台全体をとらえているものなので、スターさんのアップはたしか無かったような記憶が。(もとは進行確認用のものではないかと) とにかく何事にも余裕を持って行動すべし。

御手洗いには、できれば、まず劇場に着いてすぐに行っておくのがよいです。ただし開演ギリギリに行くと微妙に並んでいたりします。開演アナウンスが始まっちゃったりもします。それは避けたい。幕間の場合は、一幕が終了するやいなやダッシュすれば、あまり並ばずに済みます。あとは、休憩時間残り15分〜10分あたりはトイレ人口は少ない。折角35分あるので、小腹を満たしてから行けば、無駄の少ない休憩ライフが送れるはず。

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作品選択について

演出家を選ぶ

自分が初めての場合もそうだし、初めて宝塚を観る人を連れていくのであれば、柴田侑宏氏、正塚晴彦氏、小池修一郎氏、荻田浩一氏あたりの作品を選べば、ハズレは少ないでしょう。石田昌也氏、植田景子氏、藤井大介氏、齋藤吉正氏あたりも安全パイ、というか好きな人は好き。リスキーなのが、植田紳爾氏、谷正純氏、児玉明子氏。ただしネタとしてはウケるかも。

組み合わせを選ぶ

「芝居」+「ショー」
一番オーソドックスな組み合わせです。芝居かショーのどちらかがこけても、片方がよければ、なんとなく誤魔化されるという利点も(そうか?)。どちらもこけたらおしまいだし、その率が最近高いのが、難点。
芝居一本立て
輸入ミュージカルならある程度評価が固まっているので、よほどおかしな具合に書き換えない限り、作品で大コケすることは少ないでしょう。ただし最近のチケット事情を考えると、チケット入手困難な傾向はある。(あるとこにはあるさ) オリジナル一本立ては、宝塚を初めて見る人に薦めるものではないです。
「ショー」+「ショー」
この場合、一本は和物ショーというのがほとんど。日本物は何故かショーになると途端につまらなくなるので、慎重にならざるをえない。というか、人には薦められないです。
「ショー」+「芝居」+「ショー」
和物ショーと芝居と洋物ショーという組み合わせだけど、最近はこの形は見ない。和物ショーがね…
バウホール公演・ドラマシティ公演
キャパも少ないし、若手〜中堅クラスの演出家が担当するので、作品の意外性とかで喜ばれると思います。

舞台の勉強

原作や元ネタがある作品の場合、その予習をする事は、控えたほうが望ましいでしょう。その理由は、(1) 舞台がつまらなかった時に失望感が増す (2) 舞台を観てからのほうが人物の動きが想像できる分、読みやすくなる に尽きるからです。

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付記

観やすい座席の位置

「いい席」ではありません。舞台に近い席でも、生徒さんと目が合う席のことでもありません。近すぎず遠すぎず、舞台が「よく見える」席のことです。宝塚に限らず、中〜大劇場であれば10列目前後のセンターというのが一般的かしらん。経験的に云えば、1階10〜15列目センターブロック(近辺)、2階1〜3列センターブロック(近辺)でしょうかね。1階A席最前列(21列目)センターブロックは、通路を挟んで空間に余裕ができるので、意外といいです。バウは経験値が低いのでなんとも言えません。逆は、どんな劇場でも最前列で、首が痛くなります。緊張もします。いろんな意味で、非常に見難い。

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